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ファンタスティーク

K10040553031N響定期2月Aプロの初日を聴く(2月5日)。指揮はチョン・ミュンフン。

ジュリアン・ラクリンの独奏によるベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。オケの作りは雄大な感じ。ラクリンの実演は初めてだが、美音派だ。ただ、ヴィブラートのかけ方は僕の好みとは少し違う。このタイプの速いヴィブラートは、僕には線が細く神経質に聴こえてしまう。でもこういうのを瑞々しいと感じる人もいるから、完全に好みの問題だ。また第1楽章は音程がわずかにフラットであるように感じたが、調弦し直した後の第2楽章からは気にならなかった。カデンツァはクライスラー。

他の人の記事を見ると、2日目のラクリンはアンコールでバッハの無伴奏を弾いたらしいが、初日は何もなし。

後プロはチョンの十八番であるベルリオーズの幻想交響曲。第1楽章から情熱的にガンガンいくタイプの演奏だが、N響はどんなに熱くなっても決して乱れない。第2楽章のコルネットはなし、ハープはやっぱり2台。第3楽章は完全にいけしょうが持っていく。第4楽章、第5楽章も情熱が迸るけれど合奏は実に緻密で、このあたりがN響の美点だ。聴き終わって充実感のある名演で、拍手も大きかった。

<今日のいけしょう>
「幻想」でコール・アングレ奏者として登場。第3楽章はおいしい。

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